約 27,126 件
https://w.atwiki.jp/fgthomas/pages/66.html
ゼロと微熱の錬金術師 召還された二人の錬金術師
https://w.atwiki.jp/croquette/pages/64.html
突然の右上腹部痛にて来院した48歳男性 腹部エコー 【症 例】48才、男性 【主 訴】右上腹部痛 【既往歴】検診にて肝機能障害を指摘された事があるが、精査していない。 他には特記すべき疾患の既往なし。手術歴なし。輸血歴なし。 【生活歴】喫煙;1pack/day×30年(30pack-year) 飲酒;ビール1缶、焼酎3合を毎日 【現病歴】13時頃、トラックから物を降ろしている作業をしていたが、体を捻った際に 右側腹部〜右上腹部にかけて激しい痛みが出現した。張った感じの痛みで、体動、吸気にて 増強する。冷汗(+)。放散なし。 昼食は12時ごろに弁当を買って食べたが、特に味のおかしいものはなかった。痛みは最初が 一番強く、徐々に改善してきている。悪心は軽度で、嘔吐はしていない。 13時40分頃に、来院。 【現 症】Vital sign;BP146/80, P80, RR18, T 36.4 General appears to be in distress because of pain Eye no pallor,no scleral icterus Lung Clear to auscultation and percussion bilaterally Symmetric movement with respiration Heart Regular rate rhythm, normal S1/S2, no murmur/gallop/rub no dislocation of PMI Abdomen Flat shape, no scars,normal active bowel movement Slight guarding, Knocking pain on RUQ, sl rebound, Murphhy s sign (-) no liver enlargement on percussion, CVA tenderness(-) 診断は? 2000/09/22 コロッケ会検討症例
https://w.atwiki.jp/wolf103/pages/27.html
微熱⇒A mix be_nets、微熱、びねっちゃんなどなど。 自己紹介 自由 蛙、厨二病、男子高校生担当。 アニメやらゲームやらにやや廃気味で、伝わらないネタを使っては場の空気を切り裂く。 人狼では…変な立ち回り。確白の方が本領発揮しやすい。 Q A 好きな季節は? 冬が好きです。暑くないから。 他人紹介 共有者とか、仲良しさんがたくさん。 でも保留なのよね(ゆるゆる書いてます。 by Daichi69 びねち。びねっち。ビネチーノストロガノフ。← silverの共有者らしい! 蛙が好きな、ノリのいい学生。 割と冷静に物事見てるよ。そして一人っ子。 by snowAlicia 解剖用の蛙さん。焼いて食べると美味しいよっ! 早起きの学生さんー……おかげで解剖がなかなかできません……ギリリ(歯ぎしり 微熱ちゃんの『そこまでよ』により村の話がピタリととまるー 蛙さんから進化してムスカ(メス)にそこからさらに進化してドンカラスになるー by silver433 びねっちゃん。蛙さん。 ノリのよさが異常。わりといつも餓死寸前らしい。時々物凄く毒舌になる。毒蛙。 人狼だとRPer。いっつも楽しませていただいてます。 年齢と所在地と戦歴が一番近い相方(自称)。これからもよろしくね! by Peridot☆88 蛙さんだそうで、先日、唐揚げにさせていただきました……じゃなくて。 菟玖波で初めて同村させていただいた際、狐告発しちゃってごめんなさい(´・ω・`) ……でも、からかってしまうのですよね、ついついw こんな私ですが、これから仲良くして下さいませー。 戦歴 11戦8勝3負6生存。 参加村 月見の村 …詩人/村人 色々始まった村だよ。 とりあえず詩人は…占われてお弁当。唯一の狼の犠牲者。 褐色の村 …村娘/人狼 2wで頑張った村。途中は沈黙したけど。 椿の村 …少女/占い師 呪殺できなきゃ偽視に押しつぶされてた希ガス。でも楽しかった。 粉雪の村 …酒飲/村人 ゆるゆると灰色の殴り合い。俺は早期退場だったけど。 大紅環の村 …羊飼/村人 単独入村を除けば、唯一silverちゃんがいない。結構戦犯な立ち回りだったかなと反省。 菟玖波の村 …村長/狐 負けちゃったけど、RP楽しかった。初めてお星さま貰えた。 陰陽の村 …雑貨屋/狩人 菟玖波の村のRPの続き、占い師決め撃ちがまさかの大当たりっていうらっきーで勝てた。
https://w.atwiki.jp/harusakisora/pages/24.html
06/1/13 恋花は微熱に濡れる ダリア文庫 読み切り 冬乃郁也さん
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/330.html
わたしのライバルが召還の呪文を唱える。 多分、いつものように爆発を起こすだろう。しかも今回はかなり気合いが入っている。 いつもより余計に気合いの入った爆発が起こるだろう。 次に控えた自分の召還の儀式に支障がでないように物陰に隠れる。 さあ、集中集中 神経を研ぎすます。体の芯に微熱を残して。 「またかよ!」「いいかげんにしろ!」「ヤッバダァァァァァ」 あたりからは怒声に罵倒、やっぱり爆発したか。 「お、おい!あれ!」「なによ、あれ」「ドイツ軍人はうろたえないい」 ・・・周りの様子がおかしい。儀式を中断してわたしのライバル、ルイズの方を見てみる。 なんと、今までに見た事のないような呆然とした表情だ。 わたしはその視線の先を追ってみた。 煙、煙が立ち上っている。 だんだん晴れてきた。 どうやら人間のようだ。さすがは『ゼロ』予想の斜め上を行っている。 まだ見えない。もうちょっと、もうちょっと。 あたりには張りつめた緊張。 面構えの方は・・・? ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド なんという男前ッ・・・ 見た瞬間わかってしまったッ! この男は間違いなく運命の人ッ! 体中の血液が燃え上がるほどヒート! そう感じた瞬間にわたしは駆けていた。 全力疾走!恋はいつだって早い者勝ちなのだ。 何が起こったかわからない、と言う表情の彼にむかって飛び込む。 そして・・・ ズギュウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!! 契約は成された。 なにが起こったかわからなかった。 わたしは銃で頭を打ち抜かれて死んだはずだった。 だが今ここに生きている、その感覚があった。 あたりには張りつめた空気。 あたりを警戒すべきなのだろうがあいにく、力が出ない。 目には気合いを、何が起こっても『覚悟』は出来ている。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 砂煙が晴れる。 砂煙なんかカウボーイである私には馴れたものだった。 その中で目を凝らす。 ピンクの髪の少女が信じられないものを見る目でこちらを見ている。 なにがなんだかわからないが、ピンク少女に話しかけようとしたその時・・・ ズギュウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!! キスされた。
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/401.html
D 腫瘍の病態・病理 小項目 腫瘍の自然史,良性,境界悪性,悪性,上皮性,非上皮性,上皮非上皮混合性,前癌病変,異形成,潜在癌,偶発癌,上皮内癌,表在癌,早期癌,進行癌,転移癌,重複癌,浸潤,リンパ行性転移,血行性転移,遠隔転移,播種,悪液質,TMN・臨床病期分類,再発 102E27 乳房腫瘍の診察で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 坐位で触診する。 b 月経開始前1週間に触診する。 c 上肢を挙上させ腋窩を触診する。 d 上肢を挙上させ乳房を視診する。 e 両手指による触診でえくぼ徴候の有無をみる。 ○ a × b × c ○ d ○ e 正解 ad,ae,de 102E28 大腸癌の病期を規定する因子でないのはどれか。 a 組織学的分類 b 壁深達度 c リンパ節転移 d 肝転移 e 腹膜転移 × a ○ b ○ c ○ d ○ e 正解 a 102G45 52歳の男性。上腹部痛を主訴に来院した。1か月前から食後に上腹部痛を自覚するようになった。胃内視鏡写真と生検組織H-E染色標本とを別に示す。 治療として適切なのはどれか。 a アルゴンプラズマ凝固 b 抗癌化学療法 c 放射線治療 d 粘膜切除術 e 胃切除 × a × b × c × d ○ e 正解 e 101B62 悪性腫瘍を合併しやすいのはどれか。2つ選べ。 a 結節性硬化症 b Darier病 c 皮膚筋炎 d Sweet病 e 乾癬 × a × b ○ c ○ d × e 正解 cd 99F17 68歳の男性。1年6か月前に,直腸癌に対して直腸切断術を受けた。1週前の胸部エックス線写真で異常陰影が認められた。現在自覚症状はなく,全身状態は良好である。血清CEA値は19.8ng/ml(基準 5以下)で,胸腹部CTで右肺下葉に径2cmの結節性病変を1個認めた。それ以外に異常はない。 この患者の治療方針として適切なのはどれか。 a 経過観察 b 化学療法 c 外科的切除 d 放射線治療 e 緩和ケア × a × b ○ c × d × e 正解 c 診断 転移性肺癌
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1506.html
C 膵・胆管合流異常症 101G29 20歳の男性。上腹部痛があり,近医での腹部超音波検査で異常を指摘され来院した。腹部に腫瘤を触知しない。ERCP写真と腹部造影CTとを別に示す。 みられるのはどれか。2つ選べ。 a 総胆管の拡張 b 胆管と膵管との合流異常 c 膵管の拡張 d 膵嚢胞 e 膵石 ○ a ○ b × c × d × e 正解 ab 診断 総胆管拡張症
https://w.atwiki.jp/ranobeatartclub/pages/26.html
ひと月の微熱 儚い月光に溶けながら、彼女は言った。 ――あなたとは、もっと別の形でお会いしたかった 叶わぬ願いと知りつつも、「さようなら」よりも優しく、「おやすみ」のように穏やかな響きで紡がれたその言葉を思い出し、少年は嗤いを漏らした。 その時の彼女が、少年のよく知る彼女だったから。 少年と思いを共にし、少年の命を拝する、少年だけの奴隷だったから。 ひと月の間、己の気の趣くままに生きさせて欲しいと、そう申し出たのはどの口だったのか。 真摯に学び、陽気に笑い、本気で怒り、そして、〈彼〉と惹かれあった彼女。 それは、少年の理想であった。 少年自身の。 そして何より、少年が思い描いた、彼女という存在の。 結局、彼女の夢は少年の夢で、少年の命がなくとも、彼女は少年の幻想を演じた。 ポケットに押し込めた父からの手紙を、少年はぎゅっと握り締める。 『あ奴は魔術を操るが、女幻ではない。我が一族の他にこれを知る者がいてはならぬ。決して、忘れるでない』 ――わかっています、父上 先刻まで彼女がいた場所、今は〈彼〉の上着が無造作に落ちているだけの床が、そして、拾い上げた〈彼〉の上着が、少年に再び現実を突きつける。 ――まだ温かい。なんて、感傷に過ぎないよな 中庭を見下ろすと、見廻りの教師の姿があった。 恐らく新任の者だろう、足取りがたどたどしい。 ――そろそろ戻ろう。〈彼〉が心配する シャツに差していた眼鏡をかけて、少年は歩き出す。 青白く冷えた長い廊下を、ゆっくり、ゆっくり。 部屋から持ち出したランプで照らしながら。 少年は、ユーカ・L・ムラサキは、魔法使いだった。 魔法使いにしかなれない少年だった。 だから、少年は彼女にこう言ったのだ。 ――ああ。それじゃあ、また明日 * 一日の授業が全て終わり、和やかな空気が充満した放課後。園芸部の先輩からいつもの薬草をもらってから部屋に帰った僕を、信じられない光景が出迎えた。 ……ちょっと、待て! 反射的に大きく息を吸い込むと、先に部屋に戻っていたユーカが素早く僕の口元をふさいだ。 「大声を出さない。ここの教師はみんな俺の家のお手つきだからうまく誤魔化せるが、生徒会に知れたら面倒だ」 貴い家柄の証である真紅の瞳から刺すような視線を浴びせられ、僕はこくこくと何度も頷く。 よろしい、と確認を終えると、ユーカは僕を解放した。たっぷり五秒は固まって、ようやく僕は言葉をしぼり出す。 「なんで、アカネさんがこの部屋に」 「なんでって、あんた達の部屋だから」 一瞬で弾き出された答えに、僕は再び硬直する。答えた本人は当然のように僕のベッドに座って長い足を組み、肩までの長さに揃えた真紅の髪をいじっている。この学園に来るまで魔法使いとは全く接点のない生活をしていた僕だから、はじめてその色を見た時は驚いたものだ。特別課の生徒、つまり、貴血の人間には珍しいものではないらしいけど。なにせ先輩の中には、烏の濡羽色の髪をした人もいたという話だ。 ……いやいやいや。今はそんな話じゃない。ユーカと僕が一般課の生徒だからって、別に特別課の生徒がこの部屋に入っちゃいけないわけじゃない。問題なのは、その生徒の性別だ。ここは男子寮。そしてアカネさんは、 「まったく、どうせ来るのならせめてスカートだけでも穿き替えて来たらどうだ。俺たちが女装趣味だと思われる」 どこかずれたユーカの突っ込みが入る。そう、いくら僕より背が高くて男気にあふれていても、アカネさんは正真正銘、女の子だ。しかも、黙っていればとびっきりの美少女、というおまけ付きの。 「それはそれで面白いだろ。で、ソーマ、これなんだけど、余りそうだから返す。悪いな、せっかく作ってくれたのに」 まだ納得が行かない僕達の説得を諦めて、アカネさんはここに来た本来の目的を果たすことにしたらしい。コトリ、と僕の机の上に置かれた物、それは、小さな薬瓶だった。アカネさんと出会ってからこの一ヶ月、「頼む。お前なら、お前しか出来ないんだ」と言われて、三日ごとに渡していた、僕が調合した薬。瓶には、昨日の日付が書かれていた。 「余るって、どうして! ちゃんと毎日飲まないと……」 見た目にはわからないが、アカネさんはとても体が弱い。今だって平気そうにしているけれど、本当は四十度近い熱がある。別に測ったわけじゃない。ただ、僕には見えるのだ。空気、物体、人間。周囲のありとあらゆる物にこもった、熱の動きが。火照った指を膝の上で絡め、アカネさんは息をつく。と、次の瞬間、彼女の言葉に、僕は自分の体から熱が引くのを見た。 「私、明日からこの学園にいないんだ」 「……アカネさん……?」 そんな、なんで。……まさか! アカネさんのいつも通りの笑顔を見ていられず、僕は思わずユーカに視線を向ける。こちらも、いつも通りのユーカだった。静かで、落ち着いていて。その冷たい唇から、わずかに息がこぼれる。 「心配しないでいい。『北方軍部』じゃないさ」 「そ、う」 北方軍部。それは、この時期になると学園に暗い影を落とす話題だ。一握りの優秀な生徒が送られる、酷寒の戦場。今年派兵される生徒は、まだ発表されていなかった。ひとまず安堵した僕に、アカネさんとユーカは苦笑いを見せる。 「残念ながら、私はそんなに優秀じゃないからな。学園を出て行くのも、本家に私のわがままがバレたからなんだ」 「わがまま?」 「そ。そもそも私はここでこうして顔を出すのも、」 「アカネ」 緩やかに脈打っていた心臓が、再び跳ねるような声だった。ひどく凄みがあるのに、それでいて感情が乗っていない声。知らない。こんなユーカの声。アカネさんも何か思う所があったのか、神妙な顔つきで黙りこくる。ああ、そうか。 「ま、まあそれで、アカネさんはその本家の方に帰るから、だから薬はもういらないんだ、ってことだよね?」 「そういうこと」 話を変えようとしているのがバレバレの僕の質問に、アカネさんは何事もなかったかのように相槌をうつ。そして、ぽすん、とそのままベッドに横向けに倒れると、 「疲れた。寝るからそれちょっと脱げ」 あろうことか、人が今まさに着ている上着を寄越すよう命令した。なんですか、その無駄にピンと伸びた腕。 「毛布があるじゃないですか」 「学園の毛布は重くて嫌いだ。それに、制服の方が暖かい。ソーマ、私は病人だぞ」 「っ……わかりましたよ。どうぞ!」 僕は渋々上着を脱いだ。アカネさんは楽しそうにそれを羽織ってから僕に背を向けると、小さくぽつりと呟く。 「ベッドの隣の荷物、お前にやるから」 「ベッドの?」 見ると、床の上に見慣れない小さな白い箱が置かれていた。何ですかこれ、と訊こうとするが、なんとアカネさんはすでに寝息を立てていた。どうしよう。とりあえず、「開けてみたら」というユーカの助言に従って包みをほどく。箱の中には、 「ケーキ?」 と、小さなカードが中に入っていた。 『初めてつくったから味は保証しないけど、もし良かったら食べて欲しい。ソーマに会えてよかった。今までありがとう――アカネ』 おおよそ彼女らしくない文章に、僕はなぜだか泣きたくなった。「ありがとう」なんて、僕が言いたかった。乱暴だけど、強くて、賢くて、優しくて。この学校に来て初めて、僕にも出来ることがあると教えてくれた人。生まれて初めて、僕にこんな、温かくて哀しい気持ちを教えてくれた人。アカネさん、あなたは。 「まったく、面倒なこと押し付けてくれちゃって。なあ、マーロウ?」 「へ?」 すっかりセンチメンタルになっていた僕を見越していたかのようなタイミングで、ユーカは大きくため息を吐いた。こっちを見ようともせず、一心不乱に眼鏡をふいている。心底面倒くさそうな顔だ。 「こんな所で寝られて、このまま朝まで彼女が起きなかったらどうする。言っておくが、彼女は眠りが深い上に寝起きは最悪だぞ。化け物なんてレベルじゃない。本当の魔女だ。そんな状況で他の人間がこの部屋の前を通って見ろ」 「……! それは……!」 非常にまずい。しかも、アカネさんが今くるまっている僕の上着。そのポケットには、 「どうしよう。僕の手紙が……」 「手紙?」 「うん。僕の上着に、ちょっと、アカネさん宛の」 「……ふうん。それはまた」 何か気にかかることでもあったのか、ユーカはふと、機嫌の悪そうな表情を浮かべた。しかし、すぐに温和な笑みを僕に向け、子供をあやすような口調で言った。 「まあ、いざとなったら俺の魔法でなんとかするよ。君の手紙も、彼女に読むよう伝えておこう」 「あ、ありがとう……。でも、魔法って、ユーカは、」 入学してから今日まで、僕はユーカが魔法を使う所を見たことがない。一般課にいるとは言っても、ユーカは貴血の出だ。色んな声が出せる、というような日常的な魔法でなく、風を操るとか物の形を変えるとか、実戦に役立つ魔法が使えてもおかしくない。それなのに日常生活はもちろん、授業でも魔法を使わないのは家庭の事情からだとの噂だった。そのユーカが、魔法を? 「ああ。堂々と彼女を、彼女のいるべき所に送り届けるさ。俺の一族は皆、自分の性別を自由に転換する魔法を使うからな。信じられないようなら、君が欲求不満の時にでも証明しようか? たっぷりサービスしてやるぞ」 ぐしゃり、と不吉な音を立てて、手に持っていた箱が床にダイブした。なんてこった。せっかくアカネさんが、僕に。ユーカが眼鏡を外して不敵に笑ったりなんかするから。思わずドキリと、違う、そうじゃない。ギクリと、そう、ギクリとするじゃないか! 「えっと、嘘、だよね?」 「かなり本気で、な」 ユーカは箱の底に残った生クリームを指ですくい、妖しく歪めた口にその先端を含んだ。僕は抗議の声を上げようとしたが、ユーカの呻き声にかき消される。よく見ると、彼の眉間には見事な皺が寄っていた。……まさか! 「……マーロウ、君も、食べてみるか」 いつの間にそんな物を用意したのか、鼻先に突きつけられたフォークに僕は勢いよくかぶりつく。もう、半ばヤケクソだった。口の中に広がった味はなんというか、その。 お約束だなぁ、と、僕は思った。 * 眩い朝陽を身にまとい、彼女は言った。 ――お前は、ずっとそのままのお前でいるように! 必ずそうなると信じて、「はじめまして」よりも強烈に、「おはよう」のように元気な響きで発されたその言葉を思い出し、少年は笑みをこぼした。 その時の彼女が、少年の全く知らない人だったから。 混乱する少年の気も知らず、少年の都合などまるで考えない、ただの偉そうな少女だったから。 ひと月の間、ずっと変わらずにいたのは彼女だけだったではないか。 真摯に学び、陽気に笑い、本気で怒って。 しかしそれが本当の彼女ではないことを、少年は知ってしまった。 本当の彼女は〈彼〉の知ることしか知らず、〈彼〉が笑えば笑い、〈彼〉と同様、他人に怒りを見せたりはしない。 結局、彼女は〈彼〉あっての存在で、少年といる時の彼女は、〈彼〉のための幻影だった。 名前も知らない先輩から失敬した教科書の一ページを、少年はぎゅっと握り締める。 『魔法使いと人型の使い魔を見分けるには、体温を計測する事が最も有効である。通常人の形をとった使い魔は一般的な人間よりもニ~三度平熱が高く表れ……』 ――ねえ、僕、わかっちゃったよ 先刻まで〈彼〉がいた場所、今は、彼女に渡す薬瓶に貼る「熱冷まし」と記されたラベルが無造作に並ぶベッドが、少年に再び現実を突きつける。 ――もう、冷たいなぁ。二人で僕に秘密にして 中庭を見下ろすと、授業に向かう生徒の姿があった。 恐らく特別課の者だろう、足取りが風のように軽い。 ――そろそろ行こう。〈彼〉が不審がる 書き終えた手紙をポケットに入れて、少年は歩き出す。 オレンジ色に温まった廊下を、少し早足で。 部屋のランプを消していないと気づかないまま。 少年は、ソーマ・マーロウは、魔法使いだった。 魔法使いになってしまった少年だった。 だから、少年は彼女にこう記したのだ。 ――ごめん。これじゃあ「さようなら」なんて言えない
https://w.atwiki.jp/wiki13_ridatu/pages/481.html
84 :Kの微熱 ◆JfAwh5scpo:2009/10/01(木) 15 18 16 ID YIZP9MO20 【ハンドル名】Kの微熱 【パートナー・ガイド】今のところなし 【 練習期間 】リダツを意識してから五日くらい 【 離脱頻度 】意識してからは初めて。リダツと知らずにリダツしてた経験は昔あったっぽい。 【 離脱方法 】二度寝法→いろいろなやり方を複合→効果なし→あきらめた頃にふとリダツ 【 集中時間 】一時間くらい? 【 滞在期間 】数分×2 【 禁則事項 】今のところよくわからない。 【主な挑戦の時間帯】午後一時くらい? 【 離脱前後の状態 】 [ 精神面 ] 不思議な充足感 [ 肉体面 ] 普通に覚醒。ちょっと眠い 【備考】vipに書き込んだけどすぐ落ちたのでこちらにも 初リダツで浮かれているので駄文すいません。 下3レスくらいに状況を書き込みます 85 :Kの微熱 ◆JfAwh5scpo:2009/10/01(木) 15 20 52 ID YIZP9MO20 リダツ前 二度寝法。一度目の就寝で夢アリ。雪が降る細い山道。音楽を聴きながら歩いている。夢だという自覚はなし。 起きた瞬間、恐怖感アリ。エネルギー変換箱使用 パンドラの箱&魔封波電子ジャーに『血みどろの女人形』を閉じ込めて海の底へ。 以後、どんな恐ろしい映像が浮かんできても「これは笑える画像なんだ」と精神変換。 変換箱まじお勧め チャレンジ ひたすら身体の力を抜き、数数え法。眉間意識集中法。効果なし 手を開いたり、閉じたり。水面に浮かぶ自分を意識したり 呼吸が苦しく、半分諦めるつもりで横向きに。 わずかな振動。しかし増幅せず。手だけの意識が動く感覚があり。(錯覚?) 86 :Kの微熱 ◆JfAwh5scpo:2009/10/01(木) 15 22 03 ID YIZP9MO20 一度目のリダツ ふと、身を起こしてみる。 身体から抜け出るとか、ローリングとかではなく、本当に自然な感じで起き上がる。 振動も金縛りの自覚もなし。視界はいつも夜目覚めたときと同じ程度。 まさかここがナクラか? 確認のためにいつも目覚まし代わりにおいてあるケイタイをスライドさせる(スライドさせると機動音がして画面が出るタイプ) いつもよりやや小さめの機動音。しかし画面は出ない この時点で半分確信。視界は暗いままだが、そのまま外へ(1ルームマンションなので、玄関までカーテン以外の仕切りなし) 靴下を履いてないため少し躊躇するが、「どうせナクラなら大丈夫!」と靴を引っ掛け外へ 瞬間、〝いつも通り〟の玄関前のマンション廊下が。この時点でナクラを確信。角を曲がったすぐのエントランスを出る。 靴が脱げかかる感覚。普段なら絶対にしないが、その場に脱ぎ捨てていく。 風景は夜。しかし、いつもとは少し違う景色。 以前に少しの間だけ勤務したキレイな住宅街に似てる?(コレを感じたのは目が覚めた後) しかし住宅街の間取りは家の近所と変わりなく、リダツ中は違和感なし。 最初に感じたのは、『懐かしい』という感覚。 風景画ではなく、『このセカイ』に以前も来たことがある。リダツという概念はなかったけれど、そういえば小さい頃から金縛りは多かった。 夢の中で「この場所だ」と知覚しながら現実の風景が違ってたことが何度もあったのを、幼い記憶を呼び起こすように思い出す。 自分以外に人はいない。一ブロックぶん歩いて空を見上げると、満点の星空。 なんとなく行けるんじゃないかって気持ちになって、空を飛ぶつもりで足に力を入れてジャンプ。その瞬間、現実に引き戻される。 87 :Kの微熱 ◆JfAwh5scpo:2009/10/01(木) 15 23 36 ID YIZP9MO20 二度目のリダツ 悔しい気持ちになりながらも、コンティニューチャレンジ。 もう一度横向きのまま布団の中で意識を落としていく。 こんどは前よりも無意識のまま立ち上がった。 流石に二度目はないか? と思いつつもさっきと同じケイタイ起動確認。同じく音だけで画面なし。 それでもなぜか半信半疑のまま、暗闇の中を玄関へ。 ドアを開けると、今度は明け方の風景だった。流石に現実か、と思ったが散歩のつもりでちょっと外へ。 パジャマだが、少しくらい大丈夫だろうとマンションから出て行く (↑実際にはシャツとパンツだけの姿で、パジャマなんてもう何年も着ていなかったのをおきてから思い出す) マンションを出ると、右側から三人の若者が喋りながら歩いてくる。現実だと思っていたので、逃げるように反対側へ。 最初の角でさらに二人の人とすれ違う。挨拶もなく、顔を見ないようにしながらさらに前へ。 さっきジャンプしようとした場所も通り過ぎ、もう少しで幹線道路に出る直前で横の家から人が出てくる。 しかし、明らかに様子がおかしい……なんと上半身裸の女の子だった! ここで初めてナクラを確信。飛びつくように彼女の方に向かい、胸を触る。その感触は本物と寸分互いなし。 だが残念なことに、ここで意識が現実に引き戻される。視界が暗転した後も数秒は胸を触る感触が残っていたのが印象的だったが、気がつけば布団の中。 再チャレンジを試みたが、流石に三度目はできませんでした。 だらだらと長文すいません、ありがとうございました。 ミダンツァーの方はがんばってください
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1424.html
K Helicobacter pylori感染による胃・十二指腸病変 99G24 28歳の男性。空腹時の上腹部痛のため来院した。数年前から同様の症状が出現していたが,市販薬を適宜服用していた。体重減少はみられない。右上腹部に圧痛を認める。便潜血反応は陰性。血液所見と血清生化学所見とに異常を認めない。十二指腸内視鏡写真を別に示す。迅速ウレアーゼ試験を行ったところ陽性であった。 治療薬として適切なのはどれか。 (1) 抗コリン薬 (2) プロトンポンプ阻害薬 (3) アモキシシリン (4) クラリスロマイシン (5) バンコマイシン a (1),(2),(3) b (1),(2),(5) c (1),(4),(5) d (2),(3),(4) e (3),(4),(5) × (1) ○ (2) ○ (3) ○ (4) × (5) 正解 d 診断 Helicobacter pylori感染による十二指腸潰瘍